アメリカのペンシルベニア州ブリンマー生まれ。現在はニューヨークに拠点を置くストリートアーティスト。フィラデルフィア大学でファッションを専攻し卒業。20歳の時に映画制作を学ぶことを決意し、ハンター大学に進学し映画制作の学位を取得する。その後、俳優を志すが、紆余曲折を経て独自のアートスタイルを確立し、アーティストとして芸術を通し、自身を表現する活動に重きを置く。リビーが創り出す頭が大きく口が小さな女性像の”Phoebe New York” (フィービーニューヨーク)は彼女の分身である。フィービーは皮肉で少し怒りっぽさもあるキャラクターで愛情深く聡明さが感じられる。そして自分自身が社会や世界においてどのような立ち位置であるかを常に考えながら、多くを発することなく自分の考えを世界に発信している。リビーは、その時々に感じていたことを思い起こし、後にフィービーを通じて自身の弱さ、剥き出しの感情を発信している。作品には「Fear Nothing(何も恐れない)」や「Never Quit(決して諦めない)」といったメッセージが込められており、幼少期に経験した荒々しいトラウマを断つ強い心から生まれている。ヴィンテージ写真や雑誌の切り抜き、古本、レコードジャケットなど誰かに所有され、扱われた不完全な素材で制作されている。過去を想起させるものや時代を超越したものなど、さまざまな時代の要素が重なり合い、その「時間」の組み合わせがフィービーという姿へと生まれ変わる。その作品群から滲み出る美しさは、私たちがそれぞれに歩む人生と準えることができる。